• ホーム
  • カーネステン膣錠を服用する時は使用禁忌を確認!副作用や症状の悪化の危険性は?

カーネステン膣錠を服用する時は使用禁忌を確認!副作用や症状の悪化の危険性は?

2020年04月16日
薬を飲んでいる女性

膣カンジダは外陰部にも炎症が出現することがあるので、カーネステンクリームなどの外用薬が有効です。しかしクリームを塗布できる範囲には限界があり、膣の深部の炎症箇所には外用薬で十分カバーするのは困難です。そのため膣カンジダのかゆみやカッテージチーズ状の特徴的なオリモノなどの症状を効果的にコントロールするには、カーネステン膣錠を併用するのが推奨されています。カーネステン膣錠とは、一見すると内服薬などの錠剤と変わりはありませんが、膣に挿入して留置すると内部で崩壊しクリーム状に形状変化する特性を持っています。就寝前のタイミングで挿入すると、安静した姿勢で有効成分が膣内部に長時間にわたりとどまるので、膣内部の炎症箇所を隈なくケアすることを可能にします。

ところであらゆる種類の治療薬を投与するにあたっては、併用禁忌薬や使用禁忌薬の確認が必須です。併用禁忌薬とは飲み合わせなどをすると、深刻な生命にかかわる副作用のリスクが高いので、一緒に投与してはいけない薬のことです。また、使用禁忌薬とは薬の飲み合わせや組み合わせにおいて、副作用や何らかの疾患を併発したり、器質的疾患を悪化させ可能性のある薬のことをさしています。それではカーネステン膣錠には、併用禁忌や使用禁忌とされている治療薬は存在するのでしょうか。まず併用禁忌薬はカーネステン膣錠にはありません。しかし使用するにあたって十分注意をはらう使用禁忌薬は存在しています。カーネステン膣錠を使用禁忌とされているので、有効成分クロトリマゾールに過敏症を有する場合です。具体的には過去に膣カンジダの治療で、カーネステンクレームなどを使用した際に、発赤や発疹などが出現し病状が悪化した経験をお持ちの方です。カーネステン膣錠は有効成分が膣全体から子宮頚部に至るまで広範囲に作用するので、カーネステンクリーム等よりもより深刻な過敏症が出現する可能性があります。過敏症の程度に関わりなく過去に既往歴のある方は、事前に専門家に相談するのが賢明です。

また、使用するにあたり注意するべきなのは、妊娠初期(3ヶ月以内)です。妊娠中はつわり症状などの影響で体力や免疫力が低下し、膣カンジダなどが発症する可能性が高くなります。妊娠初期は不安定な時期で、流産の可能性もあるので可能な限り刺激要因を除去する必要があります。カーネステン膣錠は子宮頚部に刺激を与える可能性があるので、やはり医師に相談することが大事です。